パラグライダー事故の最近の傾向

 

毎年事故が起こりますが無くならないのが現状です。どうしたら事故が起きないのでしょうか。

パラグライダー体験では重大事故はほとんど起きません。足をひねったり転んだり他のスポーツと同じリスクです。

1人で飛べるようになると重大事故が起きてくるのですが最近の重大事故の傾向は高齢者とモーターパラグライダーです。

高齢者のパラグライダー事故が多いのは交通事故の傾向と同じで相対的に人数が多くなったのと体の衰えと瞬間的な判断力の衰えによる翼のミスマッチ。

モーターパラグライダーは経験が浅くても一人で飛べてしまうので事故も多くなります。

絶対に事故をおこしたり墜落してケガをしない方法

機材はAクラスの機体を使用する

安全規格がAクラスの機体を使用すれば乱気流や操作ミスをカバーしてくれるのでテイクオフやランディング時に翼が乱気流に潰されて墜落するということがまずありません。重要なことは自分の技量にあった翼を使うこと。回復特性の悪い翼を使って上達しようとしない事です。

少しでも不安な時は人が飛んでいても飛ばないこと

グランドハンドリングを50時間以上する

管理されたエリアで飛んでインストラクターや管理者の意見を聞く

これさえ出来れば99%安全です。