XCTRACER ファームウェア アップデート方法

XCTRACEシリーズのファームウェアのアップデート方法はでれも同じです。 最新の3機種のXCTRACER MINI 5とXCTRACER MAXXシリーズはスマホなどでもbluetooth接続でウェブアプリでもできますので後述します。ファームウエアが古くてできない場合には付属のUSBケーブルで各種ファームウェアアップデートを実行する方が確実です。VARIOファームウェアの次にBLEファームウェアをインストールする順番を守ってください。

USBケーブルでXCTRACERのファームウェアをアップデートする手順

PCと電源OFFのバリオを付属のUSBケーブルで接続し、それからバリオの電源ボタンを短く1秒くらい押します。

いつもと違う起動のビープ音がして数秒~くらいエクスプローラーが立ち上がるのを待ちます。

エクスプローラー(windowsの場合)が立ち上がりバリオ本体が外付けメモリとしてPCに認識されてバリオの中身が表示されます。

通常フライトログのデータがたくさん入っていると思いますので下にスクロールしていくとPDFの英語版とかのマニュアルが出てくる付近にテキストファイルでバリオ名のファイルを見つける。

それをメモアプリなどで開いて中身を表示させる。

次にPCのブラウザでhttps://www.xctracer.com/en/downloadsを開いて自分のバリオを開く。

一覧からユーザーマニュアルPDFの下に各種アップデート用のファームウェアファイルがあるので

先ほど開いたテキストファイルを順番に読んでいくとFirmwareVersion=と表示があるので最新バージョンか確認。

最新でなければブラウザから最新ファイルをダウンロードしてそれをエクスプローラーで外部メモリ表示されているバリオにドラッグして移す。

入っているのが確認出来たらバリオの電源ボタンを短く押したらインストールが始まります。

バリオの電源が切れたら終了。必ず安全な取り出し方法でバリオとPCの接続を外す。

バリオをケーブルに繋がず普通に立ち上げたら完了。もう一度最初から同じ方法でつないでバージョンが最新か確認。

XC TRACER MAXXシリーズとMini Vはテキストファイル内のRadio FirmwareVersionとBleFirmwareVersionも確認してアップデートします。

RadioFirmwareVersionはそのファームウェアがいつまで有効かRadioExpireDate=20250301と期限が書いてあるのでこの有効期限を過ぎると、そのファームウェアでは FANET / FLARM 上で動作しなくなります。このアップデートは5分くらいかかる時があります。

XC Tracer 用の Web アプリを使用して最新ファームウェアをインストールする方法

Maxx II、Maxx、Mini V 用の新しいファームウェアがダウンロードできるようになりました。新しいファームウェアを使用すると、Vario をmy.xctracer.onlineの Web アプリに接続できます。最初にアカウントを作成します。パスワードは最低6桁の覚えやすいのにしましょう。Web アプリを通じて、ファームウェアや空域の更新、設定の調整、BLE 経由でのフライトのダウンロード、XContest または同様のポータルへのアップロードを実行できます。必ず最初に Vario ファームウェアをインストールし、その後に BLE ファームウェアをインストールしてください。ウェブアプリには、過去のフライトの統計情報を含むフライトログが見れます。ウェブアプリは無料でご利用できます。iOS (iPhone および iPad) の場合は Bluefy ブラウザが必要で、その他のデバイスの場合は Google Chrome を使用する必要があります。iphoneの場合はログインしてバリオと接続しようとすると自動でアプリストアにつながります。

バリオをアプリと接続出来たらMy Devicesに自分のバリオが表示され3つの点を押してinfosを押すとファームウェアのバージョンが確認できます。https://www.xctracer.com/en/downloadsのページで最新バージョンが見れます。自分のバリオのファームウエアが最新でない場合にはアプリのMy Devicesページに赤い四角形の4つ目のボタンが出現しますのでそれを押すと自動でバリオに最新ファームウェアがインストールされます。

2024年9月にできたアプリで今後機能が追加される予定ですのでこれが主流になると思われます。

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